庭にて。蜘蛛の網 by shizuka · 9月 17, 2014 朝の気温は15度、外に出るとうっすらと霧がでて、 いつもとはちょっと違う景色。 夜中に雨が降ったので、ひんやり肌寒い朝。雨のおかげで、今日は蜘蛛の巣がはっきり見える。写真を撮ろうとレンズから覗くと、蚊。。逃れようと動いてる。真ん中のY字の糸から隣の糸へ、ひょいと移動。そして、またひょいと右隣の糸へ。レンズ越しに観察していたので、よく見えた!この雨の雫は、蜘蛛の糸の粘着力を弱めているのだろうか?とは言え、脱出には至らず、この状態で糸から糸へ移動を繰り返す蚊。”あんまり動くと、振動で察知した蜘蛛がやってくるよぉ〜”と、レンズ越しにドキドキしながら、まだかまだかと観察。数分待ってる間に、カメラのシャッターを半押しでスタンバイ中の右手人差し指を蚊に刺されたのでここでおしまい。庭の至る所にかかった綺麗な蜘蛛の巣たち。蜘蛛は糸をお尻から何本も出し、風に任せる。何かにくっつくと、他の糸を切ってそこから何度も何度も行ったり来たり往復を繰り返し糸を強くする。↑初めの足場が出来た巣↑ここまで出来たら、あとはくるくるとらせん状に横糸をかけていく。蜘蛛の巣のネバネバ粘着力、このネバネバはらせん状の横糸だけ。放射線状に張られた縦糸はネバネバしていないというのはご存知ですか?巣が完成するまでおよそ1時間程。小さな体から、よくこれだけの糸がでるもんだ!といつも驚く。それも上手に足を使い網を編んでいく。蜘蛛の巣の中心部。”こしき”と呼ぶそうです。ここは横糸がかけられず、糸の交わるところは縦横に絡んだようになっている。ここが、普段の蜘蛛の居場所となるのね。蜘蛛の巣、どこにでもあるけれど、たまにじっくり観察するとやっぱり素晴らしい自然の美だと思う。獲物によって壊れた巣をせっせと補修する蜘蛛もいれば、全部取っ払って1日おきに新しく作りなおすのもいる。古い巣を一つに丸めてポイッと蹴り飛ばしたり、まとめて自分の巣を食べて、糸をリサイクルするやつもいるとか。面白い。Leoは今日も元気です。それではまた。
蜘蛛の巣、うつくしいですよね。
私も部屋の天井の隅に蜘蛛が巣を張るのを、1時間ちょい見てたことがあります。
飽きないですね。